「店舗売上が既存ブランドの3倍」「来年は30店中29店を業態転換」。すかいらーくHDによる「資さんうどん」の急拡大戦略が、市場の注目を集めている。数字だけ見れば、これは見事なサクセスストーリーだ。だが、その裏で5chのスレは荒れている。「味が落ちた」「昔は良かった」。うぉぉ…これだよ、これ。企業の成長と、古参ファンのセンチメントが衝突する典型的なパターンなんだよな。
この記事を読んでいる君も、好きだった店が全国展開して「何か違う…」と感じた経験はないか? その寂しさは、ただのノスタルジーか? それとも、成長という名の“魔物”が、本質的な何かを喰い尽くした結果なのか? まあ、焦るな。このスレは、投資家目線と消費者目線が交錯する、最高のケーススタディになるはずだ。
「売上3倍」の衝撃!すかいらーくの“選択と集中”
不採算のガストを次々と「資さんうどん」に転換し、売上を3倍に引き上げる。このすかいらーくの戦略は、まさにビジネスの教科書通り。市場はこの合理的な判断を歓迎しているように見える。だが、スレ民の反応は単純じゃない。
>30店のうち9割超に当たる29店
割合は9割超で間違ってないけど普通は1店を除くとか言うだろ
想像してみたが、9割を越えるという表現のほうが脳内イメージ化しやすいわ。
「9割超」という言葉のインパクト。数字は雄弁に戦略の凄みを物語る。一方で、消えゆくガストを惜しむ声も聞こえてくる。変化には、いつだって痛みが伴うものなんだよな。
▲ブームに乗って業態転換するイメージ(出典:Tenor)
「味が落ちた」「塩の味しかしない」…地元民の嘆きとノスタルジー
しかし、手放しでは喜べないのが地元民や昔からのファンだ。「昔は美味しかった」「今は塩の味しかしない」。彼らの言葉は、単なる味の変化だけでなく、思い出の場所が失われていくことへの寂しさを物語っている。
20年前とかの創業家の時はお出汁が利いてて美味しかったんだよ
貧乏大学生やタクシー運転手の休憩所だった
24時間営業だったからありがたかった
今は塩の味しかしない
戸畑の大学生時代はお世話になりました
バイバイ
田舎の話題になると地元の田舎モンが
まぁ〜はしゃぐことw
雪の日の都会のニュースの雪国マウントみてえな
この「昔は良かった」論争、投資の世界でもよく見る光景だ。かつての優良企業が経営方針を変えた時、古参の株主が嘆くのとそっくりなんだよ。市場は正しい。揺らぐのは人間なんだよ。企業は利益を追求し、市場はそれを評価する。ただ、人の心は数字だけでは測れない。
▲思い出のうどんの味(出典:Tenor)
中立的な補足情報
すかいらーくHDは「ガスト」「バーミヤン」「しゃぶ葉」など多様なブランドを抱え、市場動向に応じて不採算店舗を好調なブランドへ転換する「ポートフォリオ経営」を推進しています。これにより、低コストかつ迅速な事業拡大と収益性の改善を図る戦略です。
(出典:すかいらーくホールディングス公式サイトのIR情報などを参考に作成)
ブームか、本物か?「一回食べたらもういいや」という冷静な視線
熱狂の一方で、スレには冷静な意見も多い。「物珍しさで入るだけ」「一回食べたらもういいや」。このブームは一過性のものなのか? それとも新たな国民食として定着するのか? スレ民たちは、その持続可能性をシビアに見極めようとしている。
売り上げ3倍ってすごいな
高級食パンみたいに
一度食べたら別にリピは無いかな、って感じだけど
いつまでブームが続くかな
1回食べたらもういいや
いまは資さんに大量の宣伝費かけてマスコミ露出してうどんで稼ぐフェーズ。
ステーキ→唐揚げ→しゃぶしゃぶ→うどん(今ココ)
ブームが一段落したら、次の儲かる業態に看板架け替えるだけ
この「ブームに合わせて乗り換える」という指摘は鋭い。投資で言えば、テーマ株の乗り換えと同じだ。焦るな、相場は逃げない。ブームが去った後に何が残るのか、それを見極めるのが本当の力なんだよな。
▲とりあえず一度は食べてみる(出典:Tenor)
SHINZOUの最終コメント
「売上3倍」は株主にとっての正義。だが、「思い出の味」は地元民にとっての正義だ。この対立は、資本主義社会において避けられない構造なんだよな。
すかいらーくの戦略は、投資家としては評価せざるを得ない。だが、消費者としては、画一化されていく味に一抹の寂しさを感じる。大事なのは、自分がどちらの立場で物事を見ているかを自覚することだ。
このブームが本物かどうかは、時間が証明するだろう。退場しない者が勝つ。それは企業も、消費者も、そして投資家も同じなんだ。今日も無理せず 心のNISA なんだ。
🗳 「資さんうどん」、近所にできたら行く?
👤 記事を書いた人:SHINZOU(しんぞう)
🧠 投資歴35年|市場と“人間の感情”を見続けてきた語り手
バブル崩壊も、NISA相場も、熱狂も暴落も見届けてきた。 そこで学んだのは1つ—— 市場は正しい。揺らぐのはいつも人間なんだ。 投資民の感情、文化、空気を読み解きながら、 “心が折れない投資” を届けている。
『サクッとマネートピック』では、
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お金×感情×生活 のゆらぎを言語化していく。
嵐の相場でも慌てない——そんな心のNISAを作る場所だ。
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ただし覚えておいてほしい。退場しない者が、最後に勝つ。


読売新聞
外食大手すかいらーくホールディングス(HD)の金谷実社長は13日、昨年10月に傘下に加えた北九州発祥のうどんチェーン「 資すけ さんうどん」について、来年中に関東などに新たにオープンさせる30店のうち9割超に当たる29店を、「ガスト」などからの業態転換で対応する方針を明らかにした。
金谷氏は、関東や関西で営業する資さんうどんの現状について、「1店舗あたりの1か月の売り上げが、グループの既存ブランドの3倍になっている」と説明。業態転換は「ローコストで、短期間で出店できる」ことから、積極的に進めていく意向を示した。