国民民主党の玉木雄一郎代表は3日、参院選の公約で「外国人の過度な優遇を見直す」としていた文言について「排外主義的」との批判を受けて修正したと明らかにした。東京都内での参院選の街頭演説後、記者団の取材に答えた。

　6月17日に発表した公約パンフレットには「外国人に対する過度な優遇を見直し、日本人が払った税金は日本人のための政策に使います」と書かれていた。3日現在党ホームページに掲載されている公約では、前半部分が「外国人に対して適用される諸制度の運用の適正化を行い」との文言に修正されている。

　玉木氏は「誤解を解く意味で少し文言は修正した」と説明。「我々の意図している方向性がより正確に伝わるような書きぶりに変更した」と述べた。玉木氏は2日に追加公約を発表したが、その際に文言修正については説明していなかった。

　また「変更すべきところはアップデートしていきたい」と述べ、今後も選挙期間中に公約を修正する可能性を示した。【遠藤修平】

毎日新聞　2025/7/3 16:47（最終更新 7/3 16:47）
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